被災後に「買っておけばよかった」と後悔しがちなものリスト
被災時に何が必要か、普段はなかなか考える機会がないですよね。
でもいざという時に「あれがあればよかったな」と後悔することも少なくありません。
今回は避難生活で特に「買っておけばよかった」と感じる人が多いアイテムについて紹介します。
備えあれば憂いなし、この機会にぜひ確認してみてください。
1. 非常食と飲料水
「食べ物と水があれば何とかなる」とよく言いますが、実際そうなんですよ。
被災時はまず水と食べ物がないと始まりません。
非常食は普段あまり食べないから忘れがちですが、長期間保存できるものを用意しておくと安心。
定番ですが、缶詰、乾パン、インスタント食品なんかがオススメです。
そして水も忘れずに!
水は万能です。
水道が使えない時のために2リットルのペットボトルを数本常備しておくといいですよ。
2. 簡易トイレと衛生用品
緊急時にトイレが使えない状況って、本当に困りますよね。
そんな時に役立つのが簡易トイレ。
大震災後は断水されることが多いので、水を使わずに使えるタイプのものが便利です。
さらに、ウエットティッシュや除菌ジェル、マスクなどの衛生用品も必要です。
感染症対策や体調管理のために、これらのアイテムは必ず準備しておきたいですね。
避難生活は不衛生になりがちなので、これらの製品があると本当に助かります。
3. 照明と電池
停電した時、暗闇の中で過ごすのは本当に不安です。
そんな時のために、懐中電灯やランタンを用意しておくと安心感が違います。
LEDのものなら長持ちするし、明るさも十分。
さらに、忘れがちなのが予備の電池。
いくらいい照明器具があっても、電池がなかったら意味がありません。
充電池やソーラー充電できるタイプも検討しておくといいですね。
4. 応急医療キット
避難生活ではケガや体調不良がつきもの。そんな時に役立つのが応急医療キットです。
包帯、消毒液、絆創膏、解熱剤や常備薬など、自分や家族の健康を守るためのアイテムを一つにまとめておくと、いざという時に安心です。
定期的に中身をチェックして、使用期限が切れているものは新しいものに交換しましょう。
特に持病がある人は、必要な薬を忘れずに準備しておくことが大切です。
5. 防寒・防湿アイテム
避難所は思った以上に寒いことが多いです。
特に冬場、毛布や防寒着がないと凍える思いをします。
寝袋やアルミブランケットもスペースを取らず、持ち運びやすいので便利です。
また、防湿シートやレインコートなど、湿気や雨を防ぐアイテムも重要。
地面が湿っていると体温が奪われやすくなるので、晴れた日でも油断せずに準備しておきましょう。
これらのアイテムも備えておいて、万全の対策を取りましょう。
6. 充電器やモバイルバッテリー
災害時、停電になるとスマートフォンや他の電子機器を充電できなくなります。
モバイルバッテリーやソーラー充電器を用意しておけば、長時間電気が使えない場合でも、連絡や情報収集が可能になります。
特に大容量のバッテリーや、太陽光で充電できるものが役立ちます。
7. カセットコンロとガスボンベ
停電や断水が続くと、ガスや電気での調理ができなくなるため、カセットコンロと予備のガスボンベが非常に役立ちます。
災害後の生活で暖かい食べ物が調理できると、ストレスが軽減されます。
8. 衛生用品(おしりふき、消毒液、マスク)
断水時や避難所生活では、清潔を保つのが難しくなります。
特に、おしりふきやアルコール消毒液は、手軽に体を清潔に保つために便利です。感染症の予防のために、マスクも多めに用意しておくことをお勧めします。
9. ウェットティッシュや紙タオル
水が使えない時でも、簡単に手を拭いたり、掃除をしたりするために、ウェットティッシュや紙タオルが便利です。
これらは食事の際や、衛生面でのケアに欠かせません。
10. ラジオ(手巻き式または電池式)
停電時でも情報を得られるよう、手巻き式ラジオや電池式ラジオがあると便利です。
スマホの充電が切れてしまった時でも、災害情報を入手できるので、安心感があります。
11. 折りたたみ式の給水タンクやウォータージャグ
災害時に給水所から水を運ぶ必要がある場合、折りたたみ式の給水タンクやウォータージャグが役立ちます。
持ち運びが便利で、水を安全に保管できます。
これがないと、重いペットボトルを運んだり、給水所に頻繁に行く手間が増えるため、事前に準備しておくと便利です。
12. 乾電池式の扇風機やヒーター
暑い時期や寒い時期の停電時、気温のコントロールが難しくなります。
乾電池式の扇風機やポータブルヒーターは、エアコンや暖房が使えないときにとても便利です。
とくに避難所に避難する可能性の高い方(おうちの年季が入っている、など)は、絶対に必須です。
夏の熱中症や冬の低体温症を防ぐために、季節に応じた対策をしておくことが重要です。
13. 小銭や現金
災害時には、停電でクレジットカードや電子マネーが使えないことがあります。
最近は「現金を持ち歩かない」という人も増えていますが、災害時には多くの人が「現金を用意しておけばよかった」と後悔します。
小銭や小額の現金を普段から持っておくと、自動販売機や小さな商店での買い物に役立つ場面が出てくるかもしれません。
防災グッズをまとめている防災カバンにも、現金を用意しておきましょう!その際に、1万円札ではなく、できるだけ1,000円札で用意しておくのがおすすめです。
14. 防犯対策用品
災害時には停電や混乱で、治安が不安定になることもあります。
ドアストッパーや防犯アラームを用意しておくことで、万が一の防犯対策として役立ちます。特に避難所にいる場合や、自宅に戻った際に不安を感じるときに使えます。
15. 予備のメガネやコンタクトレンズ
メガネやコンタクトレンズを使用している場合、災害時に壊れたり無くしたりすると大変です。
予備のメガネやコンタクトレンズ、さらにはコンタクト用の洗浄液を準備しておくと安心です。
16. 防水ケース
重要な書類や電子機器(スマホ、充電器など)を守るために、防水ケースやジップロックを用意しておくと便利です。
大雨や水害などの際、これらのアイテムを使って貴重品を保護できます。
おすすめは、「ドライバッグ」と呼ばれているもの。マリンスポーツなどで使われるのですが、容量が大きいものも多く、しかもしっかり防水してくれるので安心して荷物を持ち運べます!
17. ポータブルシャワーや体拭きタオル
長期間水が使えない場合、シャワーを浴びるのが難しくなります。
ポータブルシャワーや、体拭きタオル、ドライシャンプーやボディワイプがあれば、清潔を保つことができます。
「洗い流さないタイプのシャンプー」なども、断水でシャワーを浴びられない期間でもさっぱりとリフレッシュすることができておすすめ。
特に避難所生活では、衛生状態を保つことが健康管理にも繋がります。