知っておこう!災害発生時の子どもの防犯対策
災害時に大切なのが、「子どもの防犯対策」。
少しでも日常の中で話し合っておけば、災害が起きた時にも冷静に対応できるようになるから、家族で一度話してみてください!
子どものための防犯対策
1. 家族との合言葉を決めておきましょう
災害が起こると、子どもも大人もパニックになりやすく、冷静な判断が難しくなります。
そんな時に、家族だけが知っている「合言葉」を決めておくと安心です。
この合言葉は、家族や信頼できる人以外には絶対に教えず、知らない人に声をかけられたとき、その人が合言葉を知っていなければついて行かないようにしましょう。
合言葉は定期的に見直すと良いですね。
2. 避難場所では必ず信頼できる大人と一緒にいることを心がけましょう
避難所に到着した際、できるだけ親や信頼できる大人と一緒に行動するようにしましょう。
知らない人が「一緒に来て」と言っても、親や家族に確認するまでついて行かないことが大切です。
避難所には多くの人が集まるため、特に子どもが一人にならないよう、常に誰かと行動することを心がけましょう。
とくに夜間に、避難所などの共用トイレに行くときは要注意です。
必ず、大人が一人付き添うようにしましょう。
3. 名札や連絡先を持たせておきましょう
子どもが迷子になった時に備えて、服やバッグに名前や連絡先が記載されたものをつけておくと安心です。
また、子どもがスマホを持っている場合、家族の電話番号をメモしておくのも有効です。
避難所などで連絡が取れない状況になっても、他の大人に助けを求める際に役立つでしょう。
4. 知らない人に「手伝って」と言われても慎重に行動しましょう
災害時には、優しい言葉で近づいてくる人もいますが、知らない人にはすぐに信頼を置かないことが大切です。
たとえ「助けてあげる」と言われても、一旦立ち止まり、家族や信頼できる大人に確認してから行動するようにしましょう。
助けが必要なときでも、警察や消防などの制服を着た職員や、避難所のスタッフに相談することが安全です。
5. 普段から防犯ブザーを持ち歩きましょう
災害時でも、防犯ブザーやホイッスルは非常に役立ちます。
何かあったときにすぐに使えるよう、子どものバッグやポケットに入れておきましょう。
日常的に防犯ブザーや防犯笛の使い方を練習しておけば、いざという時に迷わず使えるようになります。
最後に
災害時などの混乱時にこそ、防犯対策はとても大切。
とくに弱い立場にある子供は狙われやすいため、悪い人の犯罪に巻き込まれないためにも、対策は必要です。
家族であらかじめ話し合い、日常から練習しておくことで、災害が起きた時に冷静に対応できるようになります。
一度家族で防災について話し合ってみてはいかがでしょうか?