「新生児と一緒に避難」…できれば避けたいけど、災害はいつ起こるかわかりません。
万が一、新生児(生後1ヶ月未満の赤ちゃん)と一緒に避難しないといけない時に用意しておきたい災害対策グッズをまとめたので、参考にしてください。
新生児向けの必需品
- おむつ: 少なくとも3日分以上の使い捨ておむつが必要です。できれば7日分以上が理想。新生児は1日に多いと15回ほどおむつを変えることがあるので、15×7日で105枚用意しておくと安心です。普段は布おむつを使っている人も、災害時は断水が起きて洗濯が難しい場合が多いので、緊急時に備えて使い捨てタイプもしっかり用意しておくと安心です。
- おしりふき: おしりふきは衛生管理に欠かせません。お尻だけでなく、身体中を安全に拭くことができます。十分な量(10パックほど)を準備しましょう。もちろん、大人も使えます!厚手のものを用意しておくと、いろんな場面で使いやすいです。
- 哺乳瓶と粉ミルク: 完全母乳育児の場合でも、避難中は哺乳瓶や粉ミルクが役立つことがあります。被災による母親のストレスで母乳が出なくなってしまうこともあるからです。水が使えない場合のために、液体ミルクもあると便利です。
- 飲料水: 赤ちゃんのミルクを作るために、清潔な水が必要です。少なくとも3日分、できれば7日分の飲料水を用意してください。
- 着替え: 少なくとも3日分の赤ちゃんの着替えを用意しましょう。季節に応じて、寒い時期には防寒用の服も必要です。避難所では温度調整が難しいことも多いので、季節に合わせて用意しましょう。
- 哺乳瓶用の洗浄剤や使い捨てライナー: 哺乳瓶の洗浄が難しい場合に備え、使い捨てのライナーや哺乳瓶用の消毒スプレーがあると便利です。
- 保湿クリームや軟膏: 新生児の敏感な肌を守るための保湿剤や軟膏も忘れずに。特に乾燥や湿疹を防ぐためのケアが必要です。断水して赤ちゃんが沐浴できなくなった場合、数日で肌荒れしてしまうこともあります。
- おくるみやブランケット: 赤ちゃんを包んで暖かく保つためのおくるみやブランケットをいくつか用意しておきましょう。
- 消毒用品: 手指用のアルコール消毒液や、赤ちゃん用の消毒シート(アルコールではない、肌に優しいもの)を用意し、避難所や非常時でも清潔を保つことが大切です。
親向けに用意するもの
- 抱っこひも: 赤ちゃんを安全に移動させるために、両手が使える抱っこひもは非常に便利です。
- 母子手帳や健康保険証のコピー: 健康管理や診察に必要な情報をスムーズに提供できるよう、母子手帳や健康保険証のコピーを必ず準備しておきましょう。
- 常備薬や処方薬: 赤ちゃんが処方されている薬やサプリメントがあれば、余分に準備しておくことが大切です。
- 授乳ケープ
母乳育児の場合、災害発生時には人がたくさんいるようなところで授乳しないといけない場面があるかもしれません。普段使い慣れている授乳ケープは必ず持っていきましょう。
その他の便利なグッズ
- ポータブルベビーベッド: 赤ちゃんが安心して寝られるよう、折りたたみ式のベビーベッドやマットレスを用意すると便利です。
- おしゃぶりやお気に入りのぬいぐるみ: 赤ちゃんが不安を感じることも多いため、安心させるために使い慣れたおしゃぶりやぬいぐるみを持っていくのもよいでしょう。
新生児との避難は大変です。
できれば災害後も避難所に行かずに「自宅避難」ができるように、お家を整えておくと安心です。
新生児の赤ちゃんと避難所生活をすることになってしまった場合、ほとんどの場合は最優先で個室ブースなどを提供してもらえるはずですが、念には念を。必要なものはすぐに持ち出せるように準備しておきましょう!
わたしたちについて
私たちは災害用トイレセットを開発・販売している会社です。元々は、愛知県の地元の電気屋さんでしたが、現在は自分たちで開発した防臭モコモコ泡スプレー「シューポン」(特許技術)を使って、世の中の悩みを解決する商品作りに励んでいます。困ったことに遭遇した時、困ったままで我慢しない、して欲しくない。
そのために私たち「ニコラス」があります。