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現在は、災害発生時、避難所で避難生活を送るよりも、できるだけ「自宅避難」が推奨されています。
そんな「自宅避難」で、困りがちなことをまとめました!
これを参考に、自宅に備蓄をしてみてください♪
1. 食料や水の不足
まず考えられるのが、食料や飲料水の不足です。
- 備蓄の方法: 保存が効く食料(缶詰、乾麺、レトルト食品、フリーズドライ)を中心に備蓄します。これらは水や電力が限られた状況でも使いやすいものが多いです。また、調理不要の食材(ナッツやシリアルバー、栄養補助食品など)も備えておくと便利です。水は2Lのペットボトルで用意するのがいいです。
- 回転備蓄: 日常的に食べる食材を少し多めに買っておき、古いものから使い、新しいものを補充することで、期限切れを防ぎ、常に新鮮な非常食を確保できます。
- 水の確保: ペットボトルの飲料水だけでなく、風呂の水を溜めておいたり、可能な場合はポリタンクに水を貯蔵するのも有効です。飲料水としては使えなくても、トイレや洗浄に使えます。また、浄水器や浄水タブレットがあると水道水が使えない場合にも対応可能です。
2. 電気やガスの供給停止
- 代替エネルギー: 「ソーラーパネル付き充電器」や、ハンドルをぐるぐる回して手動発電できる「ハンドクランク式充電器」など、停電時でも電力を供給できる手段を準備しておくと安心です。特にスマホのバッテリーが切れると、情報の収集や連絡が困難になるため、携帯バッテリーも多めに備えておくのが良いでしょう。
- 暖房や調理: とくに寒い地方では、冬場は特に寒さが命に関わることがあります。ガス供給が止まった場合に備えて、カセットコンロやアウトドア用のガスバーナーを用意しておくと、簡単な調理が可能です。また、寝袋や毛布、湯たんぽなども寒さ対策になります。
3. 通信手段の確保
- ラジオや無線機: 停電時にはインターネットやテレビが使えない可能性があります。手回し式やソーラー充電式のラジオが1台あれば、災害情報をリアルタイムで受け取ることができます。アマチュア無線のライセンスを持っている人であれば、無線機も活用できます。
- 事前の連絡網の確立: 家族や近隣住民、友人との連絡方法を事前に決めておくと、緊急時に安心です。災害時専用アプリ(例えば「Yahoo!防災速報」や「Jアラート」)などをインストールしておくと、電波が繋がる限り情報を受け取ることができます。
4. 断水による衛生面の問題
- 簡易トイレ: 水が使えない場合に備え、凝固剤付きの簡易トイレやビニール袋をトイレに装着する仕組みがとても役立ちます。長時間の水道停止に対応できるので、多めに備えることがおすすめです。
- 衛生管理: お風呂の代わりにウェットティッシュや抗菌スプレーで手や体を拭くことで、体を清潔にさっぱり保つつことができます。赤ちゃんや高齢者がいる場合、特に注意が必要です。消毒液やマスクも十分に用意しておきましょう。
- ごみ処理の工夫: 自宅避難中はごみ収集が滞ることも考えられます。ビニール袋や段ボールを利用してごみを分類し、屋内での臭いや虫の発生を防ぐ工夫が必要です。ただし屋内に置き続けるとどうしてもニオイが気になってきてしまうので、可能であればベランダや庭スペースも活用してゴミを保管しましょう。
5. 精神的なストレス
- 避難生活における心のケア: 長時間家の中で過ごすと、家族間の緊張や孤立感が強まることがあります。定期的な運動やストレッチを日課にして、心身の健康を維持することが大切です。家族全員が参加できるゲームやアクティビティ(トランプや人生ゲームなど体力消耗しにくいもの)を取り入れて、ストレスを緩和させる工夫も効果的です。
- コミュニケーションの促進: 避難時は情報が限られるため、充電に余裕があればSNSやメッセージアプリで友人や家族と連絡を取り合うことも孤立感を防ぐ方法の一つです。長期的には、心理的サポートを受けるためのオンラインカウンセリングサービスも活用できます。
- できるだけ温かい食事を: 自宅避難生活中、温かい食事を食べるだけでも驚くほどストレスが減ります。備蓄の食べ物はできるだけ自分が普段食べているものや、普段から食べてもいいと思えるものを用意し、ガスコンロを用意しておくと、自宅避難の生活の質がグンと上がります!
6. 医療用品の不足
- 定期的な薬の備蓄: 持病がある人は、常に1週間分以上の薬を確保しておくことが推奨されています。薬局が閉まってしまった場合にも対応できるように、事前に医師に相談し、予備の処方箋を手に入れておくのが良いです。
- 応急処置のスキル: 応急処置キットだけでなく、基本的な救急法や応急処置の知識を身につけておくと安心です。例えば、止血方法や骨折時の固定方法などの知識があると、怪我をした場合に役立ちます。
7. ペットのケア
- ペットの避難準備: ペット用の非常食や飲料水、ペットシートなどを備蓄し、ペットがストレスを感じにくい環境を作る工夫が必要です。特に避難場所が限られている場合、ペットが安心できるクレートやキャリーケースを用意しておくことが重要です。
- ペットの健康管理: 災害時にはペットもストレスを感じやすいため、体調不良になることもあります。普段から予防接種や健康管理を行い、災害時の動物病院情報を調べておくことも役立ちます。
このように、物理的な備えだけでなく、心理的なケアや健康管理も含めた総合的な対策が、自宅避難での困難を軽減する鍵となります。
わたしたちについて
私たちは災害用トイレセットを開発・販売している会社です。元々は、愛知県の地元の電気屋さんでしたが、現在は自分たちで開発した防臭モコモコ泡スプレー「シューポン」(特許技術)を使って、世の中の悩みを解決する商品作りに励んでいます。困ったことに遭遇した時、困ったままで我慢しない、して欲しくない。
そのために私たち「ニコラス」があります。